2021/09/25平屋の魅力 その4
こんにちは。
THE KNOT PLACE(ノットプレイス)加西スタジオです。
洗濯にかかる時間や手間、
そして煩わしさを減らすためには、
干す → 取り込む → 片付ける
という一連の動作に伴う移動距離を
出来るだけ減らさなければいけません。
しかし、2階建てで家を建ててしまうと、
その距離は減るどころか、
逆に長くなってしまい、
時間や手間をくってしまいます。
1階の北につくる脱衣室から
2階の南につくるベランダまでという、
最も長い距離を移動することになるからです。
また、洗濯物の分量が増えるにつれ、
その回数も増えるため煩わしさが増すし、
なにより、上下階の往復が、
将来、大きな体の負担になってしまいます。
それゆえ、洗濯にかかる時間や手間、
そして煩わしさを減らすための工夫が必要です。
✔ワンフロアで全てを完結させる
干す → 取り込む → 片付ける
の一連の動作を減らすためには、
この作業全てをワンフロアで済ますことが
一番の解決ではないでしょうか?
つまり『平屋』がベストだ、
ということですね。
ただし、干している洗濯物が
周囲から丸見えになってしまうとか、
干す時や取り込む時に、
いちいち回り込まなくてはいけないでは、
決して良いとは言えません。
洗濯物が周囲から丸見えになれば、
せっかくキレイにつくったお家に
生活感が漂うことになるし、
景観を乱してしまう一番の要因となるからです。
また、丸見えの場所に干すということは、
人目につく場所で干すということなので、
見た目にも気を使いながら
この作業をせざるを得なくなってしまうし、
オープンな場所で干すがゆえに、
洗濯物が飛ばされてしまう可能性も高くなるからです。
なにより、洗濯物を見れば、
家族構成や職業などが分かってしまうので、
防犯的にも良いとは言えませんしね。
回り込むことによって
移動距離が長くなってしまうのも、
結局は時間と手間を食うことになるし、
それが毎日となれば、
なおのこと煩わしく感じてしまいますしね。
✔秘訣は洗濯干場をどこにつくるか?
洗濯作業の時間と手間、
そして煩わしさを軽減する一番の秘訣は、
『平屋』にすることなのですが、
その際に考えなければいけないことが、
“干場をどこにどのようにつくるのか?”
ということです。
丸見えにならないようにしつつ、
干すのも取り込むのも短い動線で実現し、
かつ片付ける場所となる収納までの距離も近くする、
これが、ストレスフリーで洗濯をするためには、
欠かせない要素となります。
しかし、これが実現出来れば、
干すために移動する距離もわずか数歩、
取り込むために移動する距離もわずか数歩、
かつ、片付けるために移動する距離もわずか数歩、
で洗濯をすることが出来るようになります。
また、人目につかない場所で干すことが出来れば、
時間や見た目を気にする必要もないし、
洗濯物が飛ばされる心配もありません。
なにより、生活感も出ないし、
美しい景観を乱すこともないし、
家族構成も分からないため、
防犯的にも優れた住まいが出来上がります。
ということで、家づくりをする時には、
こういった点にも配慮しながら、
間取りを考えるようにしていただければと思います。
では、次回もまた、
平屋の魅力について違った視点から
お伝えしていきたいと思います。
それでは、、、
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