2022/11/15電気料金の今後と家づくりと
こんにちは。
THE KNOT PLACE(ノットプレイス)加西スタジオです。
東日本大震災をきっかけに
原発が停止となったことで
さらに火力発電比率が高まり、
発電に必要なLNG(液化天然ガス)や
石炭などの燃料費が増大しました。
また、それと同時に、
太陽光発電を代表とする
再生可能エネルギーの普及が進み、
再エネ賦課金が導入されたことで、
電気料金が上昇しました。
そして今後、
脱炭素の流れが進むことで、
さらに再生可能エネルギー比率が
高まることが予想されることから、
電気料金は引き続き値上がりの一途をたどる
と言われています。
その上昇率たるや年間3%ずつだとか・・
つまり、この上昇率を維持したままだと、
電気料金は、24年後には
ざっと現在の2倍になるということです。
仮に現在の電気代が約10,000円だとしたら、
24年後は、同じ条件で電気を使った場合、
電気代が約20,000円になるということですね。
以下、計算結果です↓
10,000円×1.03=10,300円(1年後)
10,300円×1.03=10,609円(2年後)
10,609円×1.03=10,927円(3年後)
10,927円×1.03=11,255円(4年後)
11,255円×1.03=11,593円(5年後)
11,593円×1.03=11,940円(6年後)
11,940円×1.03=12,299円(7年後)
12,299円×1.03=12,668円(8年後)
12,668円×1.03=13,048円(9年後)
13,048円×1.03=13,439円(10年後)
〜途中(11年後〜20年後)省略〜
18,061円×1.03=18,603円(21年後)
18,603円×1.03=19,161円(22年後)
19,161円×1.03=19,736円(23年後)
19,736円×1.03=20,328円(24年後)
もし、ホントにこうなるんだとしたら、
この積み重ねは将来の暮らしを
かなり圧迫しかねないので、
家づくりをする時には、
そうなる将来に対して
何らかの対策をしなくてはいけません。
✔︎太陽光発電の賛否両論
高騰する電気料金への対策として、
もっとも争点となるのが、
太陽光発電を設置するか否か
ということです。
ネガティブな意見にフォーカスすると、
買取金額が下がって
元が取れないからダメだとか、
パワコンが途中で壊れて
その交換代がいるからダメだとか、
産業廃棄物だから廃棄処分に
莫大な費用がかかるからダメだとか、
言われていますからね。
また、四季があり雨も多い日本は、
そもそも太陽光発電に適した国じゃない
という意見もあるし、
発電しない夜の電気料金を賄うには、
蓄電池が必要なのですが、
それも、まだまだ費用が高く、
かつスペックも発展途上状態なので、
そういったことも
設置に後ろ向きになってしまう
確固たる意見であることも事実です。
✔︎で、どっちがいいの???
というわけで、ここからは
僕の意見をお伝えしていきたいと思います。
僕自身は、建てる方にも
太陽光発電の設置をオススメしているし、
実際、自分の家にも設置しています。
人に薦めるからには、
まず自分で試すことが大切ですからね。
これは太陽光発電だけに限らず、
iDeCoやつみたてNISAに関してもですけどね。
で、太陽光発電設置に賛成である理由は、
メチャクチャ単純で、
冒頭でお伝えさせていただいた通り、
確実に電気料金が上がっていくからです。
つまり、太陽光発電設置に投資した費用を
買取金額の収入で回収していくという考えじゃなく、
高騰していく電気を買わないようにするために
太陽光発電の設置をオススメしている
というわけですね。
蓄電池に関しては、
僕も設置していないので、
現在はまだなんとも言えませんが、
遅かれ早かれ将来的には設置すると思います。
太陽光発電は夜100%発電しないので、
蓄電池が必要なのは明らかですからね。
で、昼も夜も、
自給自足で暮らしていければ
生涯ずっとランニングコストとなる
電気料金に一喜一憂する必要もなくなるし、
地震や災害などで停電になった時も、
あたふたする必要もなくなるというわけですね。
ということで、
近年、多発している自然災害や
今後の電気料金の高騰に備えるため、
そして大地震が起こった時の
ライフライン停止による
混乱に備えるためにも、
ぜひ前向きに太陽光発電の設置を
検討いただければと思います。
現在は初期費用なしで設置出来るので、
廃棄問題や気候的な問題に対する賛否両論、
様々な意見はあるとは思いますが、
個人的には設置しておいた方がいいと思っているので
一つの意見として参考にしてもらえたらと思います。
それでは、、、
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